2021.01.24

清水の玄関口、
港エリアのまちづくりプロジェクト

冷凍マグロ・缶詰・木材と産業とともに発展してきた清水港は今、観光の港に変化しつつあります。

2017年、「国際クルーズ拠点」に指定されて以来、国内外からの大型客船の寄港が急増。
世界中から訪れる観光客にとっての玄関口、さらに地域の方にとっての憩いの場として、清水港のにぎわいづくりに携わらせていただいています。

 

こんな取り組みを行っています。。

(1)清水港・日の出エリアのインバウンド向けの周遊拡大の仕組みづくり

港のランドマークである商業施設・エスパルスドリームプラザを中心に、富士山清水みなとクルーズ清水港水上バス、日の出マリンターミナルほか静岡市にも協力を得て、
インバウンド観光客の方が迷わず快適な旅ができる仕組みを提案・導入しています。
具体的には、①スマートフォンに対応した多言語音声ガイド ②多言語映像コンテンツ制作 ③インバウンド周遊支援システム の3つ。

これらが連携して日の出エリアで活用されることで、観光客はエリアで必要な情報にアクセスしやすく、主要な観光スポットを自然に巡ることができます。
また、来場者の周遊動向をデータとして収集・分析し、効果的なマーケティングや発信につなげることができます。

同事業は経済産業省の「令和元年度補正予算「インバウンド需要拡大推進事業(地域消費拡大推進事業)」に採択されました。

 

(2)音声ガイド制作・デジタルサイネージの導入運営

世界で唯一のちびまる子ちゃんランドと、富士山・三保松原を臨みながら船旅が楽しめる清水港遊覧船にて、目だけでなく耳でも楽しめる音声ガイドを制作。
アプリのダウンロードなどは不要で、QRコードを読み取るだけで即座に利用可能です。
日本語はもちろん、多言語(英語・中国語)にも対応しているため、国内のお客様や地元のお客様にも、改めて清水の魅力を発見していただけます。

さらにドリームプラザ入口、「清水すし横丁」エントランスほか、人流に沿った配置にて、館内やエリア周遊を楽しく効率的にできるよう、デジタルサイネージを活用した映像での情報発信を提案いたしました。
株式会社Otonoでは、デジタルサイネージの導入から遠隔運営システムを活用した運営サポート、映像・画像コンテンツ制作まで一気通貫でのサポートを行っています。

 

(3)海の見えるシェアスペース「ゆめのはこ」の運営

清水港を臨むエスパルスドリームプラザ3階別棟にあるコンパクトなスペース。
地域の憩いの場、そして楽しみの場である同施設にて、2021年4月、清水エリア初のシェアスペースをオープンいたしました。

地域で何かをスタートしたい方のチャレンジの場に、また普段とは異なる環境でのテレワーク・ワーケーションのスペースとして、
広く地域内外の皆様に愛される場所として運営してまいります。

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